先日、いつも参考にしているランナーさんのブログにストライドのデータが載っていたのですが、自分と大きく違っている事に気付きました。 そこで、ピッチとストライドについて、改めて考えてみました。
走る事をもう少し解像度を上げてみてみると、 ピッチとストライドに分解できますね。 簡単に言うと、一分間に何歩進むのかがピッチ。一歩当たり何メートル進むのかがストライドです。
単位時間当たりの走行距離(m/分) =ピッチ(歩/分)×ストライド(m/歩)
単位距離当たりの走行時間(分/km) =1000(m/km)/単位時間当たりの走行距離(m/分) =1000(m/km)/(ピッチ(歩/分)×ストライド(m/歩))
と言うことになります。
東京レガシーハーフの時の記録を見返してみると
ピッチ:185〜195 ストライド:1.07m
と言う感じでした。 これを先の式に代入してみると
単位時間当たりの走行距離 =1000/(185×1.07) =5.05分/km
と言うことになり、大体合っています
これから考えられることとしては、速く走るためにはピッチかストライドか、あるいは両方の数字を上げる必要があるということです。 ピッチを上げるのは、呼吸が苦しくなったり乳酸が溜まるのを早めたりしそうです。(ちゃんと調べてませんが) だから当面はピッチを落とさずにストライドを伸ばす練習をしてみるのが有効なのではないかと考えました。 仮にストライドが1.07→1.2となった場合を計算してみると下記のようになります。
単位時間当たりの走行距離 =1000/(185×1.2) =4.5分/km
なるほど。とても速くなることがわかりました。
ということで、目の前の目標は
ストライド:1.2m(ピッチ185)
としようと思います。 ただ漠然と『速くなりたい』という目標よりも、『ストライドを1.2mにする』という目標の方が何を頑張るのかが具体的になりますし、かつ計測して効果を数字で確認できますので、モチベーションも高まりますね。
次回のランから試してみようと思います。