ランナーハック

走る事について思うこと

さいたま国際マラソン振り返り①

さいたま国際マラソンを振り返ってみます。まずは運営について考えてみます。

この大会は女子の日本代表への挑戦権がかかっているMGCの一つになっていますので、当然招待選手がいます。そのほか陸連登録者の枠があります。そういう競技レースと市民レースを同一開催することに、難しさがありますね。

競技レースに出場する人には、更衣室や荷物預かりなど、きちんとした準備がされていますが、市民ランナーには更衣室はありません。荷物預かりも貴重品は自己責任と言われてしまいます。

ボランティアはたくさんいますが、スタッフが少ないのか、そもそものサービス設計が低いレベルに設定されているのか、ボランティアの方々の力を活かしきれていないように見えます。

レース中の給水や給食はボランティアの方々の頑張りで、とても気持ちよく頂けて、楽しいレースにはなっていると思いますので、さいたまアリーナの運営が改善されて、ここでもボランティアの方々の力がもっと発揮できるようにしてあげれば、市民ランナーでも気持ちよく参加できる大会になると思うのですが、どうでしょうか。

参加費用は市民大会としてみた場合は、高い方だと思うので、何とかしないと今後に響いてしまうのではないかと危惧します。

競技レースと同じコースを走ることができることは、一つの魅力だと思いますが、それに頼るだけになってしまわないようにと願っています。

個人的には、もっと小さい市民レースの方が好きです。これも一度経験したからわかったことなので、今回参加したことは良かったと思っていますが、来年の参加はわかりませんね。