先ほど、さいたま国際マラソンが終わりました。結果は残念ながらサブ4ならずです。
4時間25分31秒(ネット)
レースの状況と教訓を忘れないうちに書いておきます。
①前半20㎞まで
レースプランとしてベースのスピードを5.5分/㎞と決めていたのですが、ほぼペースを守って走る事ができました。スタート直後の5㎞あたりでトイレに行ったため、予定のペースからは約3分のビハインド。その後、少しづつペースを上げて、2分までビハインドを縮めました。
②20㎞以降
左足の腿の筋肉が攣りそうになり、止まって屈伸などをし、歩いたりしながらだましだまし進みます。スピードを落とせば少し治るので、少し走るとまた攣りそうな感じになってくるのて、また立ち止まり屈伸をする、という繰り返し。この時点で目標をタイムから完走に切り替え、レースプランを練り直します。
どうもスピードを上げると攣りそうになるので、ゆっくりペースで様子を見ることにしました。また、走っていて気づいたのですが、上り坂は知らず知らずペースを落とさないように頑張ってしまうため、足に負担がかかってしまうようです。上り坂は諦めて歩くことにして、朝の負担を回避する作戦です。
③30㎞以降
相変わらず走る-歩く-止まる、の繰り返しですが、左足に続き、右足の腿の筋肉も攣りそうになってきました。さらに慎重に低速をキープして出来るだけ走る時間を長くしよう、という作戦です。
ペースを落としたおかげで、給食で用意された、十万石饅頭や芋羊羹などは頂くことができ、それは楽しみの一つとなりました。歩きながら給食を食べると、少し足の状態も良くなるので、給食を楽しみに走りました。
④40㎞以降
40㎞を過ぎてからもゴールまでは遠く、なかなかさいたまアリーナが見えてきません。でもあと少しと思うと、少し無理をしてでも走り続けます。足は痛いのですが、頭は集中できていたので、写真を撮る人がいるところでは必ず手を振ってポーズをしたりする余裕はありました。
⑤そしてゴール
なんとか4時間代でゴールまでたどり着きました。ゴールしてみると、それまでの苦しみは気にならなくなり、充実感に満たされます。こんな状態で、よくゴールできたものだ、という思いで、とても満足です。タイムは次回にまたチャレンジします。
⑥振り返り
20㎞以降の足の痙攣は、やはりフルマラソンを走るだけの体力がなかったのだと思います。次回に向けて練習しなければならないことが明確になりました。
また、足の痙攣を回避しながら、最後まで走り続けられたことは、大きな収穫です。マラソンは人生に似ていますね。良い時もあれば、悪い時もあり、時には投げ出したいこともある。でも目標をちゃんと持って、今できることを考えながら、最後までやりきることて、また次につながっていく。途中棄権という選択肢もあったけど、最後まで走れてよかったです。
このマラソンは人生に似ている話は、改めて振り返って考えてみたいと思います。
では、今日はこの辺で。これからゆっくり休みます。